煮込まれ過ぎてトロトロジュワジュワのやつや、
少し硬めの、でも噛めば自然とほぐれるやつ、
煮た後に香ばしく焼いたの、何でも好きです。
豚を煮ただけの料理なのですが、なぜこうも惹きつけられるのでしょう。
元々角煮自体、あまり食べる方ではありませんでした。
自分は外で煮込み料理は食べないタイプで、
何かと言えば今から調理します、というものばかり頼みます。
なので、角煮ィ？作り置きじゃねーか！くらいに思ってたのですが、
沖縄料理屋でラフテーを頼んだ時に思い違いをしていたと気づきました。
ラフテーが何か分からなかったのですが、来たのは角煮でした。
ただ、自分が思っていたものとはまるっきり違うものでした。
黒ギャルの様なヌラヌラと艶かしく小麦色に輝く表面の光沢感、
そんな官能的なフォルムで誘惑して来て、誘いに乗って箸をつけたが最後、
気がついたら無くなっていました…
注文してから作るものの方が良いと思っていた自分は、子供でした。
最高のコンディションを出すために、事前の準備をするのは当たり前です。
頼んでから作るものの方が美味しいやろ、と考えていた事を恥じました。
あれから色んな店で角煮を頼みますが、なかなか思う味には会えません。
沖縄料理屋は、食中毒を出して潰れました。
ちなみに婚約者の作る角煮は、自分の中では絶品です。
かしこかしこ
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